郊外の不動産市況
今年はじめての3連休であった昨日までの間に、私の知人が勤務している不動産会社への来場者数は前年・前前年を上回ったという
昨今の不動産市況の下落で、いままで買い控えをしていたお客様が年明けから動きだしているというのだ。
ニーズとしては
安定収入のサラリーマンが多く、求めている不動産物件は低価格帯で、割合、時間が掛からずに購入していくという
そもそも、去年からの金融危機で株や為替で儲けていた方々はそのマーケットには入らず、自営業者は今後のマーケットに対する不安感から不動産には手を出さない傾向が強いか、本当に気に入った物件を買う気があれば自分の価値観でさらっと買うが、稀である。
買われている物件は概ね中古マンションか中古一戸建て、価格は1000万円代から2000万円代というから、都内23区では到底存在することすら無理な物件で、都内23区でその様な物件があった場合、ワンルームか再建築不可能な物件といった条件なのは否めないでしょう
さて、この郊外的市場に参入するとしたらどうするか?
格安の物件を購入して、手直しして売却すると瑕疵担保責任がついてくる。
瑕疵担保責任は2年間なので、その間に見えない床下・屋根裏・躯体などでクレームがあった場合は不動産業者である我々は(一般の方が一般の方に売却した場合、瑕疵担保責任はせいぜい2ヶ月)即刻補修しなければならない。
企業の社会的責任です。
この状況を客観的に収益ベースに置き換えると、例えば2000万円で売却した場合に、後日、構造躯体の補修で瑕疵担保責任を追求され、500万円補修費にかかりましたとなると、赤字は免れないこととなる。
さて、多くのニーズが待っている郊外的不動産市場に参入するか?
難しい判断です